コンプライアンス違反を防ぐための意識面からのアプローチ

第2回目は制裁の種類について語ります。

 


まずは「法的制裁」


これは法律や条例違反により科せられる公の制裁です。
懲役・禁固・罰金などの刑事罰に加え、免許の取り消しや営業停止処分などの行政処分がここに含まれます。

この部分は専門家でもないし、悪いことをすればそれが過失であても罰を受けることは子供でも分かるので詳述しません。

 


次に「民事上の債務」


これは、トラブルなどにより相手方に対する損害賠償の義務が生じてしまうこと。

交通事故など容易に想像できる例は多いですね。

問題は、交通事故など事前に自分がその当事者になることを想定した「リスク対策」ができるケースはまだしも、予期せぬ事態により自身が多額の賠償責任を負ってしまう場合です。

これは身近な具体例を挙げて説明をすることで、ちょっとした防衛本能の働きを呼び起こします。


 

そして「社会的制裁」


まずはマスコミによるものがよく知られているでしょう。
不祥事に対する実名報道により有形無形を問わず指弾を受けるケースです。

これにはメディアリンチというニックネームがついているようです。わかりやすい名前ですね。

このメディアリンチですが、犯罪者など法令違反に対する指弾だけでなく、例えば「不倫を行った芸能人に対するバッシング」もこの範疇です。

 

これにより当事者は精神的打撃を受けるでしょう。
そして「一般人でも有名人になる」ことでの信用低下や社会的地位の喪失など、有形無形を問わず様々な個人資産を失うことにもつながります。


このメディアリンチが怖いのは、当事者に対する非難だけでなく二次制裁として当事者の家族や友人に影響が及ぶことです。
お父さんが犯罪者となって実名報道された結果、その子どもが学校でいじめられる、引っ越しを余儀なくされる等のケースがこれです。


当事者が制裁を受けることは仕方ないにしても、家族や親せき、友人などもその影響を受ける。
これはやはり問題点の一つと言わざるを得ません。


(つづく)

 
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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